こんにちは。院長の渡邉です。
もうすぐ3月、卒業のシーズンですね。
写真撮影の機会も多いこの季節、
きれいな歯を見せて笑えるよう、
お口の状態を万全にしておきましょう!
さてお口の状態といえば、
慶應義塾大学や東京歯科大学らの
共同研究により、
歯周病が老化を加速させることが
最近明らかになりました。
この研究では、歯周炎による炎症が
全身に広がり、認知機能の低下、
骨密度の低下、筋力の低下といった
フレイル(加齢に伴う衰え)を
引き起こすことが示されました。
特に注目すべきは、
大腿骨の骨密度が歯周炎の影響を
大きく受ける点です。
軽度の歯周炎でも骨密度の低下が見られ、
歯周炎の治療だけでは
回復しにくいことが分かりました。
つまり、歯周病の予防や早期治療が、
将来的な骨折リスクの低減にも
つながる可能性があるのです。
また、口腔内の健康が
認知機能とも深く関わっていることが
明らかになりました。
歯周炎が脳内の炎症を引き起こし、
記憶を司る海馬に影響を与える可能性が
指摘されています。
このため、高齢者の認知機能低下を
防ぐためにも、歯科医療と
高齢者医療の連携がより重要になってきます。
当院では、定期的な歯科検診を推奨し、
歯周病の予防と早期治療に力を入れています。
歯周病は単なる口の中の問題ではなく、
全身の健康に影響を及ぼす重大な疾患です。
これを機に、毎日の口腔ケアを見直し、
健康な老後を迎えるための
第一歩を踏み出しましょう。
【医院からのお知らせ】
3月21日金曜日の
15時から、矯正の無料相談をしています。
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わたなべ歯科医院
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